2010年5月16日日曜日

ネットワーク基板の作成 1

次はマイコンを使ったネットワーク基板の作成に取り掛かった。

前回まで作っていたLEDはネットワーク基板によってコントロールすることになっている。LEDのほうは何とかなりそうになったので、いよいよ本体の作成に入ることになる。

マイコンにPICやH8などどれを使うかはかなり考えた。
いろいろな本を読み、実際に買っても見た。H8がいいかなと思ったが、後閑さんの本に触れ、本人とも会う機会があり、話を聞いてみてこの人はすごいと思った。いくらハードが良くても聞くことができる人がいなければどうにもならん。

それで後閑氏の書いた「PICで楽しむネットワーク」という本に従って、基板を作ろうということになった。まずは本の通りに作ってみる。

PICで楽しむネットワーク
この本は分かりやすい

というわけで今日はこの基板のエッチング作業。

さすが2回目なのでかなり慣れてきた。

まず、この本のCDからパターンのPDFを取り出してプリンタにOHP紙に印刷。

次にガラスの間に感光基板とOHP紙を重ねて、紫外線感光ボックスを乗せて点灯。

現像液をもったいないから半分だけ出してお湯でといておく

10分後にボックスから基板を取り出して、現像液に入れる。くっきりした絵になる。

以前に使い残したエッチング液を湯煎をして
エッチング液の湯煎
この絵を女房に見せるとまた怒られるかも

びたびたに浸し、15分間ゆする。

エッチング途中
もやもやしたものが基板から浮いてくる。

取り出して、シンナーで感光剤をふき取る。


で、ここまで完成。次は穴あけとカッティング。今度は機械を買ってあるので楽だと思う。

エッチングまで終了した基板
完成した基板

今回は見事に成功。これで今日はおしまい。

これから息子を連れて公園に行かなくちゃいけない。

感想
感光基板は面倒なのでほかの方法をいろいろ探っていた。
熱転写方式は何回もやってみたが、ことごとく失敗した。
不器用なせいか、アイロンをかけすぎて線がつぶれたり、あちこちに穴があいていたりで使えないということになった。

結局感光基板を使うのが一番楽だということが分かった。時間と温度を間違えなければ完成度は高い。欠点は値段が高いこと。失敗した基板がごろごろしているのでいずれ熱転写も再チャレンジしてみようかな。


エッチングは水とかガスとか使わないとできないのでどうしても台所を使うことになる。

怪しげな液で台所を汚したり、においもする。
女房が使っているときは使えないし、専用のシンクがほしくなるがそこまではとても。

女房に見つからないように細心の注意を払わないと台所立ち入り禁止になってしまう。

みんなどうしているんだろうね。

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