2010年5月8日土曜日

スケッチアップ

家を建てようと思ったのが2年前の春だった。

思いつきで土地を買って、
設計屋さんを探して秋ごろから打ち合わせを始めたが、
いまだにまとまらない。

最初はかなり大胆なデザインだったが、
予算の話になったらてきめんにデザインが普通になってしまった。

設計屋さんはセンスはいいが何せ手書きの図面だからイメージがつかめない。
たまに模型を作ってくれるがそれでも家の中が分からない。

簡単な住宅用パースを書いてくれるソフトを2種類買ってきたが、
安いせいかどうも自由度がなくて使いにくい。

そこでグーグルのスケッチアップというソフトを探し出してきた。
これがまた優れ物でフリーのくせに有料のソフトより良くできている。
描き始めてすっかりはまってしまった。

描くのが比較的簡単で
描きながらいろいろな角度で見ることができる。
日影図も出るし、もちろん色をつけたり木目をつけたりできる。

こんなすごいソフトが無料ならCADソフトなんか売れないだろうと
知り合いのCADメーカーに聞いたら、渋い顔をしながら
まったく売れなくなったとぼやいていた。

SketchUp
スケッチアップで書いた浴室

できたパースを設計屋さんに見せたらかなりびっくりしていた。

そのうえ、無暖房、無冷房、CO2や断熱で細かく注文を出したら
何度も図面の修正が出て、そのたびに描き直してくるから
いつまでたっても行きつ戻りつで固まらない。

設計屋さんにうるさい客だよねというと、
はじめは設計屋に頼むような客はみんなうるさいからと言っていたが、
今回は「本当にうるさいですね」と笑いながら言っていた。^_^;

パースができるようになると今度は照明のことが気になってくる。
省エネの意味で全面的にLEDにしてほしいというと
そんなことやったことがないというのを無理にお願いした。

自分もやったことがないので照明器具を私が作ってみることにした。
それが前のブログのLED基板の試作である。

今度は照明効果が気になる。
それでパースを元にレイトレーシングをかけることにした。

これまでレイトレーシングをやったことがないし、
やっぱり有料の高い奴は買えないので無料ソフトをまた探した。
結局、スケッチアップと相性がいいということで無料のカキーサをダウンロードした。

これもよくできていて、簡単にレイトレーシングを作ってくれる。
ただ、これは欠点があって、日本語の説明書がない。
スケッチアップからカキーサにデータを移行するのは簡単だが、
パラメーターがうんざるするぐらいあって、全部英語だ。

だから今のところ一つの方法だけしかわからない。

Kerkythea
写真はカキーサで出力した浴室

したかないからそれだけ使っているがそれでもきれいだ。
妻が結構驚いていた。

次に設計屋さんに見せてどんな顔をするか楽しみだ。(いやな奴)

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